地下デザイン

最近駅やビルの地下通路などのパブリックスペースに
センスの良いデザインが多く見られるようになってきた。
ここは新宿通りの地下通路。
伊勢丹の入口付近なのだが、
まるで抽象画平面構成のような内照を仕込んだ柱を
パースペクティブに配し、天井／床に写る光も美しい。
かなり長く工事をしていて、通りかかる度に気になっていたのだが、
低い天井高を逆手に取った構成が成功していると思う。

空中通路

普段生活していて、身近で何気なく接している風景の中で
心引かれるいくつかの構造物が存在する。











これはよく行く新宿南口の紀伊国屋書店から
東急ハンズに渡る空中歩廊なのだが、
光が強烈に差し込む斜めのガラス構造体と
パースペクティブな奥行き感に引き込まれる。
（ハンズから書店向きではダメ）
外側を支えるアール状の支持パイプの
力強く空へと無限に伸び上がってゆく感じも良い。
人通りも少ないので、一瞬唯我でとても非現実な空間だ