中正寺のしだれ桜

群馬県の上野村にある中正寺というお寺に樹齢400年以上のしだれ桜があります。
かなり枯れかけた老木で、枝もまばらになっているのですが、
石垣の上で風に吹かれる姿は、歳月を重ねたものの持つ
幽玄を感じさせてくれます。













艶やかさはありませんが、私の好きな桜の一つです。

アンテナその2

特に、雨のあがった夕焼け時、











陽の沈む直前のアンテナは、
凛とした芯の強さと儚さを併せ持っている。
まだ残る残照の隙間から
わずかな電波を探し取ろうとしているのでしょうか？

アンテナ

今はすっかり珍しくなったハムのアンテナ
自宅のベランダの目の前に立っています。
季節毎に変わる景色も、
何時もこのアンテナと共に眺めています。











もの言わぬ姿、
今でも誰かと交信しているのかもしれません。

迅と風の博物誌

はじめまして！
風にはいろいろあります。
そよ風、春一番、つむじ風、竜巻、北風、木枯らし、偏西風、疾風、野分など
そして風をイメージするもの
タンポポ、風見鶏、吹き流し、鯉のぼり、風鈴、団扇、扇子、竹とんぼなど
日本人は風流という言葉の通り、
風を感じて生活してきました。
風に流され、逆らい、そんな日常を綴ってみようと思います。